【音楽を続けていく理由】というのは
年齢と共に段々と変化していきます
最初に楽器を演奏しはじめた頃は
「ビッグになってやる!」とか
「あの人のようになりたい!」
「モテたい!」といったような
野心や向上心の割合が強いのが普通です
年を重ねていくとそれらの「野心」が
心の中を占める割合が下がっていき
「自分の音楽で誰かの役に立ちたい」
「何かの役に立てることをしたい」
という欲求が段々と強くなっていきます
だからといって野心の部分が全くの
ゼロになる、というわけではありません
「想いの比率」とでもいうのでしょうか
例えば10代の頃に心を9割占めていた
「〇〇みたいになってやる!」
という音楽をやっている動機の部分が
5割くらいになっていくイメージです
もちろん個人差はありますよ?
30~40歳を超えて音楽でビッグになる
夢が8~9割の人もいるでしょうし
逆に10代の頃からすでに達観して
「世のため人のために音楽を!」
という若手もいるかもしれません(笑)
2016年12月10日、東京都浜町にある
「ブックシェルフカフェ」にて
「邑本真司 with The RIVER」の
ライブを見た時にふと思ったことです
会場には小高 朋恵さんの描いた
素敵なイラストが壁際に並べられて
会場の雰囲気を鮮やかに彩っていました
そして20年ぶりの稲野さん率いる
「いなのとひら・のとこば」との共演
「音楽で人と人をつなぐ」
といった空気に包まれたライブでした
20年ぶりの共演というのも凄いです
こういう機会もきっと音楽が無ければ
成り立たなかったのではないでしょうか
20年、30年と音楽を続けていくうちに
自然と辿りついたライブのカタチ
とても心地よくリラックスした感じで
会場のお客さんも楽しんでいました
この記事はぜひ10~20代くらいの
若者に読んでいただきたい内容ですね
今は「ワンオク」や「武道館」などを
目指しながら、音楽を頑張ってください
そうして長く音楽を続けていくうちに
こんなにカッコイイ大人にもなれる
という楽しみが更に増えるわけですから
今は分からないかもしれないですが
歳を重ねていって20~30年後くらいに
ああ、こういうことだったのかな
と思える日がきっとやってきますから
「自分の音楽が誰かの役に立つ」
という素晴らしい体験をする日まで
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