2016年8月28日「眠らない兎」による
2回目のワンマンが千葉県中央区の
「STARNITE」にて開催されました
店頭には開演のだいぶ前からライブへの
期待に胸を膨らませたお客さん達が
続々と列をなして集まってきています
1回目のワンマンではこの会場で何と
298名ものオーディエンスを集め
初ワンマンを見事に成功させました
演奏の上手いバンドというのは全国に
他にも沢山いますが、これだけ
集客できるバンドというのはレアです
"眠らない兎"の魅力とは
一体、どのようなものなのか?
どのように演奏以外の部分でバンドの
魅力をオーディエンスに伝えてるのか?
今回の記事はそのような視点から
「ねむうさバンドプロモーション」
に焦点をあてて、物販やチラシ等の
秘訣に迫ってみることにしました
まず、物販コーナーを見てみましょう
案内ボードが店頭に配置されています
店内で販売するバンドが多いですが
あえて外に物販コーナーを設置してます
すでにここから"ねむうさ"による
魅力アップ作戦が始まっていました
分かりやすい商品案内をボードに貼り
並んでいる時にちょっとでもグッズや
デザインのよさ、そしてこだわりを
見てもらうための時間を作ります
お客さんが並んで待つ時間をバンドの
アピール時間に変換してしまうのです
そして遠くから見た時の賑わい感も
これで演出することができます
通りがかりの人も「何かやってるぞ?」
と思わず気になって見てしまいます
つまり、物販コーナーそれ自体が
店外販促の効果も兼ねているのです
【魅力アップ作戦・その1】
物販コーナーで売ることだけを
考えるのではなく、店外販促にも
なるように生かして活用すべし!
そして当日の手配りチラシがこちら
このクオリティをご覧ください
左側が表面、右側が裏面となります
折り畳むと、ちょうど手の平サイズで
持ち運びしやすいようにしてあります
会場に来た人の荷物にならないよう
そして、バンドからのメッセージを
伝えるための細かい気配りと工夫です
さらにこのような、ちょっとした
サプライズがチラシに挟まっていました
【ねむうさ オリジナルステッカー】
チラシひとつを見ても、ここまで
オーディエンスの為にこだわります
もちろん、ちょっとしたことですが
それが他のただ演奏の上手いバンドと
彼等の集客力の差なのかもしれません
【魅力アップ作戦・その2】
見る人は見てる!チラシ1つとっても
バンドがお客さんに伝えたい想いと
こだわりをとことん詰め込むべし!
そして会場には制服姿の高校生位の
若い世代がとても多く見受けられます
この日のオープニングアクトも
やはり同じくらいの年代のバンドが
ステージで熱演して盛り上げてました
演奏力だけで言えば、もっと上手い
バンドをOAにもできたはずです
しかし、彼等がそうしなかったのは
いったい何故だったのでしょう?
"ねむうさ" がまず、自分達の音楽を
届けたい相手と世代、それがハッキリ
しているからではないでしょうか
そしてそこから共感が伝わっていき
大人世代にも影響が広がっていきます
【魅力アップ作戦・その3】
自分たちの音楽をまず真っ先に誰に
届けたいのかをハッキリさせるべし!
そして、その世代の共感をつかむ
ボーカリストの「あやめ」さん
ライブ中のステージでギタリストの
健一さんが言っていたように
まさに「感情のジェットコースター」
自分の喜怒哀楽をここまで素直に
目まぐるしく、そしてあけすけに
出せるボーカルはなかなかいないです
そして、だからこそ彼女の笑顔は
キラキラと輝いているのだと思います
彼等が目指す「高み」はまだ先です
今の"ねむうさ"に常に満足せず
更に磨きをかけ、もっと沢山の人に
自分達のサウンドを届けるために・・・
だから彼等はサウンドだけでなく
ここまでプロモーションなどにも
とことんこだわり、会場全体に
"眠らない兎"の魅力をギッシリと
詰め込んでいるのだと実感しました
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