2016年1月、JR山手線に揺られて
品川の都会的な街並みを眺めながら
ふと、こんなことを考えます
「果たして自分にも
そんなことができるのだろうか?」
その答えは出ないまま
大崎駅到着のアナウンスが流れ
ドアが開きました
駅構内に足を踏み入れると
早速Google Mapを起動させ
会場を入力します
アコギ1本で2年4ヶ月
60ヶ国を旅して世界一周した
あのオトコに会える
そう考えただけでも
段々と興奮してきました
当日の会場は
「品川Ours」というオシャレな
カフェレストランでした
ガラス張りの外装で
店内でランチを楽しむお客さんの
様子も外からよく見えます
ちょうど開場の時間
14:30に到着すると
すでに何名かのお客さん達が
テーブルを囲み
和やかに談笑していました
子供の姿もあります
窓際にあったコート掛けに
自分の上着を掛けて
開演の時間まで店内の様子を
見て回ることにします
グッズ販売コーナーには
「東北と世界の子供達の
笑顔のために」という
手書きメッセージの幕が壁に
大きく貼られていて
可愛らしくて賑やかな
イラストで彩られていました
そしてその横のテーブルには
金丸 文武さんの著書や
CDなどが置かれています
値札やメッセージなどは全て
温かみのある手書きです
14:50、間もなく開演です
最前列のテーブルに
自分のコーヒーを置いて
その時間を待ちます
右側にあるプロジェクターの
スクリーン画面には
壮大な山々の景色が見える
広い道路の真ん中で
金丸さんが大きく手を
広げている写真が写っています
いよいよ開演
手にビールを持ち
旅人らしい出で立ちで登場すると
最初の曲「Stand By Me」を
熱唱してくれました
この曲がこれほど似合う男は
なかなかいないです
曲の合間に先ほどの
スクリーンを使って
自分が旅してきた場所や
体験などのハナシをしていきます
この日、印象的だった言葉は
彼があっけらかんと言った
このメッセージでした
「そんなに危険な目には
遭ってないんですよ
あ、拳銃突きつけられたり
とかはありますけどね(笑)」
危険のハードルが
人より高いです(笑)
この日のイベントに同行
してくれた詠美衣さんとパシャリ
2人の旅人感性が共鳴して
いるのが伝わってきます
そして金丸さんは2月に
再びインドへと旅立ちます
インドを旅している時に出会った
物乞いする子供達に
「何かやり残したことがある」
と感じていたそうです
物乞いではなく
何かパフォーマンスをして
その対価としてお金を
もらって欲しいという想いから
この日までに協力者から
100本のリコーダーを集め
それをインドの子供達へと
届けに行く旅です
そんな金丸 文武さんの
貴重な演奏動画がこちらです
日本一この曲が
似合うオトコだと思います
後半部分には本人からの
自己紹介動画も挿入してあります
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