という記事の内容でも軽く触れましたが
グラフィック処理がオンボードのPCは
高度な映像編集には向いていません
オンボードはコスパを重視して映像処理
スペックを犠牲にしているとも言えます
プロフェッショナルな映像を作るなら
AMD RadeonかNVIDIA GeForceと
いったグラフィックボードを搭載した
パソコンを購入するべきですが・・・
けっこうな金額なんですこれが(笑)
高性能なグラフィックチップ(GPU)を
使っているとやはり高額になってきます
さて、ではコスパ重視のオンボードで
3D映像などの編集が全くできないか?
というと、実はそうでもありません
実際にAdobe Premiere Proで編集した
感想は「まあ、できなくはないな」と
しかし、CPUやメモリーのスペックも
重要となるので、一応記載しておきます
【富士通 A74 / Win10搭載】
【Microsoft Office 2019搭載】
【CPU】Core i7-4600M
【メモリー】16GB
【容量】512GB (SSD)
オンボードPCでVR映像の編集に挑戦
これは2020年に中古で購入しましたが
このスペックで5万位で買えますからね
高度なグラフィック処理を除けば
大抵のことは何の問題もなく使えます
では、実際にAdobe Premiere Proで
VR映像の編集にチャレンジしてみます
ちなみにこのソフトを使用するためには
月額2,480円(税抜)が必要となります
はい、まずソフトを起動するとさっそく
こんなエラー画面が表示されましたね
【システムの互換性レポート】
「ドライバーはサポート対象外です」と
要するに、お前の映像処理チップは
スペック不足なんじゃボケェ!!!!
と、丁寧に教えてくれてるわけです(笑)
Adobe Premiere ProはAMD Radeonか
NVIDIA GeForceのグラボ指定ですから
裏技でも使わないと、この画面が出ます
では【既知の問題を続行】を選択して
とりあえず忠告を無視して進めてきます
Adobeのソフトは重いですがメモリーと
CPUが上記くらいあれば普通に動きます
VR映像の編集でエラーが出た時の対処
撮影した映像を挿入するところまでは
順調でしたが…またエラーですね(笑)
「フレーム0を置き換えるC」という
エラーが画面の右下に表示されています
このエラーは【編集】⇒【環境設定】
⇒【メディア】を選択していきまして
「ハードウェアによる高速処理の
エンコードとデコードを有効にする」
という項目のチェックを外して解除です
これで映像を切ったり貼ったりという
最低限のことは出来るようになります
(あと、BGMもつけられました)
しかし…ここが映像処理スペックの限界
細かいエフェクトをかけようとすると
今度はこんなエラー画面が表示されます
VR映像にテロップを入れるには
「このエフェクトには
GPUアクセラレーションが必要です」
・・・ここまでか(笑)
例えばVR映像にテロップを入れるには
≪VR平面として投影≫というエフェクト
処理が必要なので、オンボードPCだと
テロップはつけられないということです
ではVR映像にテロップ挿入は無理か?
というと、実はそうでもありません
AdobeでダメならYouTubeがある!(笑)
ということで、発想を切り替えまして
YouTubeの字幕機能でテロップを
入れてみたところ、うまくいきました!
YouTubeでVR映像にテロップ挿入
まあ、オンボードでのVR映像の編集は
こんなとこですね「できなくはない」
という表現がまさにピッタリな(笑)
あと2~3年もすればスマホでも簡単に
編集できるようになる気もしますが
(※一応、今も編集アプリはあります)
2020年7月時点だとまだこんな感じです
VR映像の編集がお手軽にできるまで
あと数年まつか、お金をかけてグラボ
搭載のハイスペックPCを買うかの2択
どちらを選ぶかはあなた次第!(笑)
今やスマホで4K映像の編集できますし
僕はそんなに急ぐことはないと思います
▼編集したVR映像はこんな感じです▼
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