以前に音楽での売上を上げていくのに
必要な「バンドの組織化」という記事を
書いたことがありますが、要するに
メンバーそれぞれの役割分担を決めて
集客システムを作っていく内容です
そして勿論それは、バンドではない
ソロで活動している人にも活用できます
バンドというカタチがとれなくても
必要なメンバーを集めて「チーム」を
作ってしまえいいだけのハナシです
今回の記事では実例を交えてそのような
チームで音楽イベントの企画を進めて
結果を出したケースをご紹介いたします
あるサックスコンサートでのお話です
上記の集合写真にもありますように
出演者もお客様もとてもいい表情ですね
主催者「Rey」によるこのコンサートは
もともと彼女が1人で企画、運営、販促
そして演奏まで全てをやっていました
とても素晴らしいイベントだったので
僕は毎回お客さんとして参加してました
1人で全てをやることで見えた限界
オーガニック料理つきのコンサート
イベントのコンセプトもしっかりあって
1人1人のお客様へおもてなしを感じる
音楽企画はなかなかお目にかかれません
チケット料金も通常より高めですが
その分の付加価値もしっかり付けてます
料理、パンフ、プレゼント・・・など
しかし、イベントの5回目あたりから
だんだんと彼女に息切れを感じました
1人で全てをやっていたことで新鮮さや
新しいアイデアの不足が見えたのです
そしてそれは本人も感じていたらしく
演奏や表情からも伝わってきました
そこで僕は彼女にこう提案したのです
「Reyさん、あなたの企画は素晴らしい
更に前に、もっとより良くする為には
チームが必要だと僕は感じました
次回から僕もぜひお手伝いいたします」
この提案に彼女も賛成してくれて
6回目のイベントはRey、ワイルドさん
そして僕の3人チームで進めました
チームで生まれるアイデアと相乗効果
チームで企画を進めていくメリットの
1つは【アイデアが生まれやすくなる】
というのがまず大きく挙げられます
最初の新鮮なうちは1人でも色々と
アイデアが出てくるかもしれませんが
やはり複数の人数で話し合った方が
グッドアイデアが出やすくなるものです
今回のケースもLINEグループを使って
チームで準備や話を進めていきました
主催のReyさんがチーム内から生まれた
提案の採用、不採用の最終決定をします
僕はアイデアを思いついたら提案して
ワイルドさんはクールにお客様視点の
アドバイスをする役割で動いていました
これらの役割分担がうまく機能すると
思わぬ【相乗効果】が生まれます
これも1人だと実現が難しい部分です
要するに【1+1】が3や4になるのです
これを生み出す秘訣は【お互いの違いを
尊重して前向きに話し合うことです】
意見や視点の違いからそれは生まれます
生まれたアイデアの具体例を紹介
具体例としては、僕がパンフレットの
データを今回つくったのですが
これを紙だけでなくWebにも載せれば
お客様もより手軽にいつでも見ることが
できるのではないか、ということで
提案してみたところ採用となりました
もちろん判断基準はお客様の視点です
また、コンサートの再来店を促すための
クーポン券の発行も採用となりました
この案のキモは1枚で2人割引となる
【ペアクーポン】にしたところです
コンサートの特徴的にも家族や恋人と
一緒に来やすい雰囲気だと思うので
誘うキッカケをクーポンで作りました
演奏に集中できる環境をチームで作る
音楽イベントの場合、演奏する立場だと
そちらに集中力が持っていかれるので
どうしても周りへの配慮が不足します
演者がステージでそういった心配を
しているのは演奏にも出てしまいますし
そこを安心して任せられるメンバーが
いることで演奏に集中できるのです
だからメジャーの場合はマネージャーや
事務所、スタッフなどがいるのですが
それらがいない場合でもチームを組めば
たいていの問題は解決できるものです
あとは適材適所のメンバー探しですね
周りの知人にいるかもしれませんし
検索をすれば出てくるかもしれません
あ、音楽共同体でもやっていますよ(笑)
この記事に辿りついたアナタは僕と
何かの縁があるのかもしれませんね
撮影、司会、他もろもろの資料作成など
1人では行き届かない【+α】の
お手伝いをさせていただいております
何かあればメッセはこちらからどうぞ
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