ロックと仏教の歴史が実は意外な部分で似ていることを発見しました

最近、仏教に関する本を読んだのですが

仏教の歴史って何かに似てるなーと

それを読みながらずっと思ってました

そしてある日、散歩中に閃いたのです

「そうか!ロックの歴史か!」と

ということでロックと仏教の歴史の

類似点をまとめていきたいと思います

 

あ!全国の仏教関係者の皆さん

あくまで僕の個人的な感想ですので

広い心で読んでいただければ幸いです

ズバリ、簡単に類似点をまとめますと

ロック⇒「カッコよければOK!」

仏教⇒「心が救われればそれでOK!」

 

もう、ここがとても似ているなと

仏教のルーツはお釈迦さまですよね

今から約2,500年前にインドで生まれ

修行を経て35歳で悟りを開きます

そしてその教えが「大乗仏教」として

どんどん枝分かれしていくわけです

 

ロックと仏教のルーツを比較

ロックのルーツはブルースで

1900年頃からアメリカ南部で生まれ

まだ人種差別がひどかった時代の

悲哀を表現する黒人音楽でした

そしてそこから現代に至るまでに

様々なジャンルに発展していきます

それでは両者を比較してみましょう

 

【釈迦の仏教】⇒【大乗仏教】

般若経、般若心経、法華経、華厳経

阿弥陀経、涅槃経、浄土教、密教

・・・など、大乗仏教というのは

元々のお釈迦さまの教えを後世の人が

アレンジしていったものです

 

お釈迦さまのオリジナルの教えだと

出家しなければ「悟り」は開けません

でもそれだと一般人に広がらないので

「お釈迦さまはきっとこういうことが

言いたかったに違いない!」という

後世の人の解釈で経典が増えていきます

 

後世がアレンジを加えて現在に至る

ではロックの歴史はどうでしょうか?

【ブルース】⇒【ロック】

ロカビリー、ハードロック、メタル

パンク、プログレ、グランジ

・・・など、仏教と似ていませんか?

後世の人がルーツの教えをどんどん

アレンジしていった点において

 

元々は悲哀を表現する黒人音楽が

「カッコよければそれでOK!」

というノリで枝分かれしていきます

チャック・ベリーが出てきた時とか

「こんなのブルースじゃない!」

と思った人いると思うんですよね

 

仏教も「救われればそれでOK!」

という感じで、出家しなくても

悟りが開けるようになっていきます

何十億年に1人しか現れないブッダも

何人も現れるようになっていき

並行世界まで存在するようになります

 

悟りを開く目的すらも変化します

オリジナルの教えだと悟りを開くとは

涅槃(ねはん)を目指すことでした

サンスクリット語(古代インド語)で

涅槃はニルヴァーナと呼ばれます

こんなところにもロック繋がりが(笑)

カート・コバーンやりますね

 

涅槃というのは煩悩を断ち切り

【生まれ変わりの輪廻】を止めて

真の安楽の世界を目指すことです

「天・人・畜生・餓鬼・地獄」

仏教の世界ではこれらをグルグルと

生まれ変わると考えられています

 

しかし、大乗仏教で悟りを開くとは

なんと「ブッダになること」です

何十億年に1人という存在にも関わらず

ここもロックに似ていませんか?

「俺はロックスターになるんだぜ!」

というノリに近いような気がします

 

ロックや仏教が世界に広がった理由

そしてロックや仏教がこれだけ

世界に広まった理由がそこにあります

「ああ、俺もスターになれるんだ」

という凡人が希望を持てる世界です

もはや本来のオリジナルとは

別モノになってしまいましたが

 

逆にルーツを頑なに守っていたら

ビートルズやローリングストーンズも

生まれなかったかもしれません

そう考えるとルーツを書き換えられる

いい意味での「ユルさ」があったから

世界を変えたというのも類似点です

※参考文献:「集中講義 大乗仏教」

(著者 / 佐々木 閑 )

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