音楽ライブで出演して欲しいと思う
バンドに声をかけるタイミングって
なかなか難しいことが多いですよね
僕が今までイベントを主催してきた中で
ある程度の目安はつかめてきたので
この記事でご紹介したいと思います
まず、基本は3ヶ月より前です
(アマチュアバンドの場合)
その理由は大きく2つあります
・メンバーが複数いる場合は
スケジュール確認に時間がかかる
・ライブ当日までにしっかりと
仕上げる練習時間を確保するため
例えば、5人編成のバンドに対して
当日の1ヶ月前に「出演して下さい!」
という出演オファーをかけるのは
もはや失礼と言っていいレベルです
5人ですよ?スケジュール調整も含め
バンド練習の時間すら取れるかどうか…
直前の出演オファーが失礼な理由
仮に出演が何とか決まったとしても
1ヶ月以内の練習でライブをやって
本人たちが満足できる仕上がりに
ならない可能性の方が高いですし
そもそもバンドがお客さんを呼ぶ
タイミングや告知期間がありません
バンドがお客さんに声をかけるのが
ライブ当日の1ヶ月以内というのも
やはり失礼なレベルだと思います
相手にお金を払ってもらうこと
そして、時間を割いてもらうことに
対する意識の低さを疑われます
つまり、主催側が出演オファーを
ライブの1ヶ月以内にするというのは
出演者とお客さんの両方に対して
失礼だということになります
となると、遅くても2ヶ月より前に
余裕を持って3ヶ月前となります
やむを得ない場合は相手にしっかり説明
もちろん、主催側がそこを意識しても
どうしようも無い場合もあります
例えば、出演予定だったバンドが
突然キャンセルになってしまったり
本当にやむを得ない事情でバンドが
出演できなくなってしまったり・・・
そういう時はその旨を相手にしっかり
説明して交渉すればいいと思います
「直前の出演オファーが失礼なのは
重々承知しておりますが・・・」
という姿勢をしっかりと示せば
きっと相手も理解してくれるはずです
バンドに声をかける優先順位
さて、では次に出演して欲しいバンドに
声をかける優先順位をどうするか?
これは色々と悩むところですよね
僕が辿り着いた結論から言いますと
・ライブ活動が多く忙しいバンド
・お客さんからの人気があるバンド
・8人編成などの大人数バンド
この3点に当てはまるようなバンドには
僕は4ヶ月より前に声をかけています
なぜなら、そういったバンドは半年先の
ライブスケジュールまで決まっている
ことが多く、交渉期間が必要だからです
もちろん出演して欲しいとこちらが
思う気持ちが強いバンドであり
イベントのコンセプトに沿っている
というのは前提条件となります
では実際、どのように出演オファーを
かければいいかという話に移ります
出演オファーをかける時のやり方
例えばこれは2018年6月に主催をする
音楽イベントのフライヤー草稿ですが
このように日時とチケット料金
そしてイベントのコンセプトなどが
掲載されていれば、相手にこの画像を
見せるだけでも大体は伝わります
LINEやTwitterなどのメッセージで
これらの内容をくどくど説明すると
かなりの長文になってしまいますし
相手が理解するのに時間もかかります
そして更に、その内容をバンマスが
メンバーに説明する時にも不便です
であるならば、画像を送るだけで
ザックリ内容が分かるものがあれば
双方に便利で時間短縮になります
主催側の立場から言わせてもらうと
バンドから「Yes」or「No」の
返事を1日でも早くもらうことで
次の行動に移る準備が早くできます
理想は企画書をバンド側に提示
そして更に、こういった簡易的な
企画書まであれば非常にグッドです
相手にここまで用意してあげれば
出演するかどうかの判断材料としては
十分なボリュームと内容だと思います
もちろん企画書にチケットノルマや
バックなどの項目も載せています
僕が音楽ライブで重要視しているのは
何よりもイベントのコンセプトなので
最初にそれをしっかりと説明します
色々な音楽ライブに足を運びますが
それが明確ではないと思うライブが
まだかなり多いと感じているからです
ちななみに上記の音楽イベントの
「ミュージックプロレスアワーズ」
パクっていただいて全然かまいません
「音楽共同体からパクりましたー!」
とイベントの時に言ってもらえると
宣伝になるので有り難いです(笑)
バンドに声をかけるポイントまとめ
では音楽ライブでバンドに声を
かける時のポイントをまとめます
■出演オファーは基本3ヶ月より前
■人気バンドやライブの多いバンド
大人数バンドの場合は4ヶ月より前
■バンドにオファーをかける時は
フライヤーの草稿と企画書を用意
上記の3つを実行するだけでも
こちらがオファーをかけたバンドから
「こいつはしっかりしているな」
と思わるでしょうし、仮に断られても
相手との信頼関係がそこでできるので
次の機会に声をかけやすくなります
出演オファーの段階からイベントは
すでに始まっていると考えるべきです
出演バンドが気持ちよく演奏できる
環境をしっかり作れるかどうかで
当日のライブをお客さんに楽しんで
もらえるかが決まってくるのですから
【関連記事】
⇒音楽ライブチケット料金の高い安いを決めるのはお客さんの〇〇です
⇒ライブのチケット代を安くしたがるバンドとそうでないバンドの違い
⇒2~3マンライブの場合は先にバンドのスケジュールを確認すべし!
スポンサーリンク
こちらの記事もオススメ
・【要注意】音楽ライブのDM告知はウルトラマンのスペシウム光線です
・音楽活動を個人事業にして確定申告すればいいと思う件について
・理想的な音楽イベントを実現するための料金システムが見えてきました
・音楽イベント主催で社会人に必要な10のスキル経験値が大幅アップ!
・東京と大阪の音楽交流イベント実現!その裏にある共同開催の利点とは?
・今まで行った57件のライブハウス音響&照明が良かったベスト3発表!
・シンプルなアンケート用紙の無料ダウンロード(A4用紙で2枚)
スポンサーリンク