人工知能(AI)時代に音楽業界で生き残る人の非効率な特徴とは?

ホリエモンこと堀江貴文さんによる

「今自動車免許を取る奴はバカ。

5年後には完全自動運転車が出来て

免許は必要なくなる」という

発言が議論を呼んでいます

 

この記事を書いているのが2017年12月

5年後に完全にそういう社会に

なるかどうかは分かりませんが

いつか自動運転が一般的な時代が

くるのだろうな、というのは

皆さん肌で感じていると思います

 

要するに人工知能(AI)が活躍する

社会になるということです

それはつまり「人間の仕事が奪われる」

ということを意味します

自動車の自動運転が実現した時に

壊滅的なダメージを受けるのは

タクシーやバスといった業界です

 

AIに仕事を奪われる音楽の分野とは?

では音楽の場合はどうでしょうか

AIによって仕事が奪われる

可能性のある分野はどこでしょう?

それを考えていくには

まずAIというのが具体的に

どのようなものなのか?

というのを理解する必要があります

 

人工知能、つまり人間のように

考えることができるということ

そのために必要なのが「学習」です

分かりやすいのがAI将棋ですね

コンピューターが膨大な量の

打ち手パターンを学習することで

プロ棋士とも戦えるようになります

 

すなわち膨大な量のデータを

学習させていくことで

コンピューターがそこから効率的な

「解」を導き出せるような仕事が

人からAIにとって代わられる

可能性が非常に高いということです

 

すでに実現している人工知能による作曲

音楽だとそれはどこでしょう?

例えば「作曲」という分野は

すでに実現されています

Amper Musicというサイトを使えば

ジャンルや曲の長さを指定して

AIがオリジナル曲を作ってくれます

 

非営利、個人利用であれば

楽曲の著作権はフリーです

「作曲」「編曲」といった分野は

すでにAIが台頭しつつあります

その人が持つ個性も学習させる

ことができるということです

 

小室哲哉さんやヒャダインさんの

楽曲を全て学習させれば

2人を足して合わせたような

メロディ、編曲の楽曲を作ることも

すでに可能であるということ

これはもう・・・産業革命ですね

 

AIによってもたらされた産業革命

「蒸気機関」の登場によって

今まで人の手でやってきたことが

機械によって作れるようになりました

そして「電気」を使うことにより

製品の大量生産が可能になります

そして「コンピューター時代」に突入

 

人のやる仕事の比重が「手」から

「脳」へと移っています

単純作業は機械がやるようになり

人はそれを効率化させたり

改善することに専念していって

GoogleやiPhoneといった

現代のサービスが生まれていきました

 

この「考える」「思考」する

という仕事が今まさに

AIに移り変わろうとしています

今、音楽で飯を食おうと頑張っている

人はたくさんいると思いますが

必死に努力してきたことが10年後には

AIにあっさり代行されるかもしれません

 

ではどうすればAIに仕事を奪われないのか?

そうならないためには

「AIに出来ないこと」を考えながら

音楽活動していく必要があります

人工知能が学習することで

より効率的な「解」を導き出すなら

逆に人間臭いものに価値が生まれます

 

例えばライブ会場に来てくれた

お客さんと出演者が一緒に写真を撮り

それをFacebookやインスタに投稿する

といった「共有」「体験」を

提供するのもその1つかもしれません

 

革製のコースターを購入して自宅に届いた時の写真

人工知能がマネするのが難しい分野

僕の知り合いのバンドのボーカル

「トシ」さんという方は

音楽活動をしながらこういった

手製のレザーグッズを作っています

写真は革製コースターを僕が購入して

それが自宅に届いた時のものです

 

「手作り的なもの」「体験の提供」

「きめ細やかなサービス」

といったものは人工知能が

真似するのは難しい分野です

なぜなら効率性を重視していたら

そのような解答は出てこないからです

 

「こうしたら相手は喜ぶだろうな」

「こんな演出したら驚くだろうな」

ということを考えていくと

人間であれば自然とこういった

非効率なことにも手をつけていきます

そしてそれを楽しいと感じられます

 

ライブ会場に設置されたレザーグッズ物販コーナー

非効率から生み出された付加価値

トシさんのバンドのライブに行けば

物販コーナーにハンドメイドの

レザーグッズが置いてあります

これは1つの「付加価値」ですよね

そういったモノを提供できる人が

これから先さらに活躍できる

時代になるのではないでしょうか

 

手製の革製品をこんなに作れるなんて

これはもう「好き」でなければ

出来ることではありません

その「好き」を突き詰められる人

そしてそれを付加価値として

お客さんに提供できる人が

人工知能を脅威に感じることなく

生き残っていくのだと思います

 

ちなみにトシさんの革製品を

購入した時に書いた記事はコチラです

今でもコースター重宝しています

レザーグッズというのは本当に綺麗で

様々なカタチに変化させることが

できるんだなぁと感動しました

→もはや工芸品レベル!1点もの手作り革製品の美しさに驚きです!

 

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