音楽ライブやイベントにおいて
売上を決定する要素は主に4つあります
【客滞率】…お客さんの滞在時間
【回転率】…お客さんの入れ替わり
【販売個数】…商品の販売個数
【売上単価】…商品1つあたりの単価
例えば駅前にある1000円カットの床屋
といったような単価の安い商売であれば
いかにお客さんの入れ替わり
つまり回転率を上げられるかどうかが
売上アップのポイントになります
逆にネットカフェなどの場合は
客滞率、お客さんの滞在時間を増やして
時間料金やフードなどの売上を
伸ばすことに力を入れるのが普通です
タコ焼き破格の100円販売で客滞率アップ!?
2017.7.31 渋谷WOMB(ウーム)にて
開催された「カミカゼロックフェス」
破格の100円でタコ焼きや
唐揚げなどが販売されていました
採算度外視で客滞率を上げよう
という意図が見えてきます
前回の記事で転換の時間を
ゼロにしたことについて書きました
⇒音楽ライブである3つの条件を満たすと…転換の時間がゼロなんです
少し気になっていたので
後日、主催の原口 涼さんに
このタコ焼きの行く末などについて
色々とインタビューしてみました
原口さんにタコ焼きについて質問!
【坂田】
「タコ焼きが100円でしたが
実際の販売はどうたったんですか?」
【原口さん】
「いや、実は…あまり売れず」
【坂田】
「100円ってかなり安いと思いますよ」
【原口さん】
「転換の時間が無くなったことで
お客さんが買うタイミングを
無くしてしまったようなんですね」
【坂田】
「あ~、なるほど
確かにずっと演奏中の状態でしたね」
【原口さん】
「はい、売る場所を間違えました
そこは今回の反省点ですね」
改善を積み重ねてより良いイベントに
実際、ライブ会場で演奏中に
トイレに行ったりドリンクを
取りにいく人というのは少ないです
やはり演奏中なので申し訳ない
という気持ちも出てくると思います
そういった点で今回の
客滞率を伸ばす工夫というのは
改善の余地があったということでしょう
会場も広かったので
演奏中に売り子が移動販売をしても
よかったかもしれません
こういったことを積み重ねて
より良いイベントになっていきます
原口さんは自分自身で
フィードバックや反省点を
すでにしっかりと持っていたので
更に素晴らしいものを作れると思います
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