メタルというジャンルで「足し算」をして音楽の常識を打ち破れ!

音楽に「足し算」をしていくことで

ユニークな存在になることができます

先日、知人の女性と食事をしていました

その方は占いの才能を持っていて

音楽にも興味があります

しかし、そちらの方は初心者で

最近アコギを買ったばかりという程度

 

僕はこんな提案をしてみました

「占いと音楽を足し算することで

あなたの存在はユニークになりますよ」

その女性はキョトンとした表情です

どうやらあまり伝わってないようでした

 

人は家庭や仕事などで

それぞれ属性や役割を持っています

上司、部下、母親、父親、子供

営業マン、ОL、社長、フリーター

その1つ1つでの差別化は難しいですが

2つ以上を組み合わせると

いきなり他の人にとって真似をするのが

難しい存在になることができます

 

音楽で他の人が真似できない存在とは

例えばこんなバンドがあります

(母親)+(主婦)+(子育て)=音ごはん

実際に主婦たちが集まって

「子育て支援」という

ミッションを持って活動しています

 

どんなに楽器が上手い人でも

子育ての経験が無ければ

こういったバンドの真似はできません

少し有名どころですと

(ОL)+(HIP HOP)+(ラップ)+(ロック)

=カリスマドットコム

 

(メタル)+(アイドル)+(ゴスロリ)

=BABYMETAL

特にメタルというジャンルは

足し算が非常にしやすい音楽です

デスメタル、メタルコア、パワーメタル

スラッシュメタル、バイキングメタル…

など50種類以上に細分化されています

 

Sea Below Meが稲毛K'sでライブをしている場面

メタルというジャンルで突き抜ける

2017.7.29

稲毛K's Dreamというライブハウスで

「Sea Below Me」という

知人がバンマスを務める

メタルバンドを観てきました

彼等はみな社会人です

 

やっている音楽は正統派メタルで

コアな要素が強い楽曲です

メタリカやメガデスなどが大好きで

そういった存在を目指していますが

正統派で突き抜けるというのは

かなり難しいことであると言えます

 

普通に働いている社会人が

オリンピック選手に挑むようなもので

2足のワラジを履きながら

その域に到達するには

何十年という歳月がかかるでしょう

 

Sea Below Meが稲毛K'sでライブをしている場面

社会人バンドという強みを生かす

それを短縮させてくれるのが

先ほどのような「足し算」です

彼等の中には公務員がいて

父親もいて、営業マンもいます

その属性を今のところは

全く生かさずに音楽活動をしています

 

非常にもったいないと思いながら

彼等のパフォーマンスを観ていました

「社会人」という言葉からでも

ブラック企業、モラハラ、パワハラ

サービス残業、過労死、社畜…など

メタルと相性のよさそうなワードを

これだけ連想することができます

 

社畜とかモラハラという言葉を

演歌に組み込むのは難しそうですが

メタルならきっとできます

そして彼等ならきっとやれます(笑)

音楽において「こうあらねばならない」

というものはありません

まずはその枠をとっぱらうことです

 

Sea Below Meが稲毛K'sでライブをしている場面

音楽の常識を打ち破るのに必要な発想

メタルといえばヘッドバンギング

メタルといえば速弾き

メタルといえば〇〇…

といった固定観念からまず洗いだし

そこに疑問符をうつことから

新しいモノを生み出す旅が始まります

 

ユニークとは「unique (唯一の)」です

もし自分たちの音楽が

そういった存在でありたいと願うなら

先ほどのような「足し算」を

まずは試してみてはいかがでしょうか

⇒ここから1年前の「Sea Below Me」取材記事はコチラ

 

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