耳コピという耳を鍛える機会を奪ってしまったテクノロジーの進化

耳コピのコツについての記事を

SNSでも公開したところ

Facebookのお友達から

「自分が学生の頃はスコアや

チューナー買うお金が無くて

耳コピせざるを得なかったですね」

 

というコメントを頂きました

これ、確かにその通りなんです

昔はスマホなんてありませんでしたし

好きなバンドのスコア買って

それを見ながらひたすら練習してました

 

ちょっとマニアックな曲になると

それすらない場合もあって

自分の耳で何度も聞き取りながら

覚えていくしかありませんでした

なんて不便な時代だったのでしょう

 

耳コピをしなくてもいい今の時代

しかし、それで耳が鍛えられます

曲を意識して聴けば

パートごとの細かい音まで

聞き取れるようになっていきます

これは訓練の賜物みたいなものです

 

今はそういったことを

しなくてもいい時代なので

耳コピをわざわざする必要が無い

状況になってしまったのではないかと

ハッと気付いてしまいました

 

楽器屋でスコアを買わなくても

Webで調べたりアプリを使えば

大抵の曲の楽譜は手に入ります

テクノロジーの進化が耳コピという

耳を鍛える機会を大幅に減らして

しまったのではないでしょうか?

 

耳コピするには難しい最近の楽曲

そして、今の曲は耳コピするには

難しい楽曲が多いというのがあります

僕もたまにセッション会などで

今どきのJ-POPを演奏したりしますが

その難しさに驚くことがあります

 

こんな複雑なコード進行なの!?

ここで変則リズムでフィルインだと!?

どんだけ転調すんだ!?

こんな感じです(笑)

MIWAとかまさにこんなでしたね

メタルかよと思いました

 

あれを細かく耳コピでとるのは

なかなかキツイですね

アプリでサクッとスコア開いて

練習する時間を増やしたくなる

気持ちはよく分かります

 

耳コピの機会を減らしてしまった2大要因

まとめますと

耳コピする機会を減らしてしまった

大きな要因はこの2つとなります

「テクノロジーの進化により

安価で手軽にスコアが入手できる」

「最近の曲は耳コピするには

難しい曲が多くなってしまった」

 

耳コピは大事です

音楽を続けていって最後にモノを

いうのは「耳のよさ」ですから

音の細かいニュアンスを

聞き取れるセンスは磨いていかないと

どこかで壁にぶつかります

 

ああ、しかし…

最近の曲は難しいですね

そんな僕もコードを取るのが面倒で

「ギタナビ」アプリ開いて

スコアを見てしまったりしています

本当に便利な時代になりましたが

耳を鍛える機会が減ってしまった

というのは皮肉なことです

⇒耳コピはパズル!?ギター&ベース初心者が意識したい3つのステップ

 

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