エグザイルの事務所をクビになった男が六本木で不屈のワンマン

「もうウチを離れてフリーで

avexとかLDH系アーティストを

目指した方がいいんじゃないか」

それは、事実上の解雇宣告でした

エグザイルが設立した芸能事務所である

「LDH」の管理下で契約生として地道に

活動をしていたその男性は突如として

行き場を失うことになってしまいました

 

25歳…それが彼のタイムリミットでした

アーティストの卵として歌唱力や

ビジュアルはもちろん求められますが

年齢的な部分も特に重要視されます

芸能界で活躍するのに必要な「若さ」

 

チャンスを掴めない人間の居場所は無い

大規模な全国的オーディションや

非公開なオーディションなど・・・

事務所に所属している間はそういった

音楽関係者の前で自分の歌を披露する

キッカケや機会も色々あったそうです

 

しかし…そこで結果を出せないままの

人間をいつまでも所属させておくほど

芸能界は甘い世界ではありません

「25歳」というのは事務所側としても

ギリギリの年齢設定だったのでしょう

 

さて、そこで夢破れたりでしょうか?

恐らく多くの人はそこでスッパリと

音楽をやめるか、違う道を選ぶでしょう

しかし・・・「不屈の精神」を持った

人間というのも、中にはいるものです

 

コモロカズキが六本木ライブハウス「虎寅虎」のワンマンライブで歌っている場面

不屈の精神で音楽活動を続けるオトコ

小師 一樹 (こもろ かずき)

事務所から解雇宣告を受けたこの男は

「不屈の精神」を持ち、フリーで

音楽活動を続けていく決意をしました

「不屈」という言葉がこれほど似合う

シンガーもなかなかいないと思います

 

もちろんクビになった当時は敗北感に

打ちのめされ、鬱屈とした日々でした

しかし同時に「このままではダメだ」

という危機感も芽生えてきたのです

その時、この男は敗北を引きずらないで

過去に置き去ることを決意しました

 

過去の失敗や敗北を引きずったまま

生きている人達はたくさんいます

しかし【それらは自分の意思で自由に

手放すことができる】ということを

自覚している人は多くありません

 

コモロカズキが六本木ライブハウス「虎寅虎」のワンマンライブで歌っている場面

敗北を過去に置き去って成功した男の話

では失敗や敗北から決別し続けていくと

その人の人生はどうなるでしょうか?

彼と同じように敗北を過去に置いて

成功したこんなオトコの話もあります

 

経営していた店がつぶれてしまい

測量技師になったがそれにも失敗

次に選んだ職業は兵隊で

軍人としての成績があまりにも

ひどかったので除隊させられる

その後、熱烈な恋をして婚約

しかし相手の女性は間もなく死亡

次に選んだ職業は弁護士

しかし、ここでも大した活躍はできず

次に選んだのは政治の世界

何度も立候補しては落選・・・

しかし何度目かの挑戦でようやく当選

 

第16代アメリカ合衆国大統領である

エイブラハム・リンカーンのお話です

失敗や敗北を過去に置き去らなければ

これ程の挑戦はできなかったでしょう

 

コモロカズキが六本木ライブハウス「虎寅虎」のワンマンライブで歌っている場面

音楽活動を支えてくれる家族の存在

2017年5月、六本木「虎寅虎」にて

開催されたワンマンライブには新潟から

彼のお母さんも応援に駆け付けました

ライブ終了後にお話する機会があり

こんな質問をお母さんにしてみました

 

「彼がこの道を選んだことに

心配はありませんでしたか?」

 

すると彼女は力強くこう答えます

「そうですね、心配はありますが

私は親として息子のやりたいことを

支えていってあげたいんです」

 

コモロカズキが六本木ライブハウス「虎寅虎」のワンマンライブで歌っている場面

彼のライブを見て得られる気付き

もし、今あなたが何かの失敗などで

敗北感を抱えてしまっているとしたら

彼のライブを観ることで何か気付きや

変わるキッカケがあるかもしれません

そしてもちろん、彼もこれから数多くの

「失敗」を重ねていくことでしょう

 

それを引きずったまま生きるのか

「失敗」を過去に置き去るのか

選択のレバーは常に手元にあります

「レバーをどちら側に倒すか」

あなたはすでに、それを選ぶ特権を

自分の中に持っているのです

 

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