音楽イベントを開催するのに何かいい
企画がないか悩んでいる人がいましたら
「プチディナーショー」というのは
かなり有望な選択肢になると思います
「ディナーショー」という言葉にすると
ちょっと敷居が高い感じになるので
カジュアルな企画にしたい時に使えます
2017年5月、新宿CON TON TONにて
開催された「ナツコタイムス×裏食堂＠
CON TON TON」という音楽イベントが
まさにそういった内容となっていました
ミュージカル女優の王子 菜摘子さんの
素敵な演奏と、料理担当の関屋さんが
作った旬の料理を楽しめるイベントです
なぜ音楽と料理の相性がいいのか？
今まで僕が参加してきた音楽企画の
中でもベスト3に入る顧客満足の高さを
実感した素晴らしいイベントでした
「美味しい！」「最高です」「贅沢」
そういった言葉が、お客さん同士の
会話の中で次々と飛び交っていくのです
もちろん、歌と演奏が素晴らしくて
料理が美味しいというのは大前提ですが
なぜ音楽と料理のコラボ企画がこれ程の
顧客満足を生み出すのでしょうか？
人間の5感から顧客満足を考える
その理由は【人間の5感】の視点から
考えると分かりやすくなると思います
まず、音楽ライブというのは「視覚」と
「聴覚」の感覚を使って楽しみます
音楽の質が高く、見た目にも楽しければ
その部分の満足度が上がっていきます
そう考えるとミュージカルというのは
「視覚」と「聴覚」の満足を突き詰めた
総合的なエンターテイメントと言えます
ストーリーがある舞台の上で歌やダンス
楽器演奏やサーカス的なパフォーマンス
まで同時に楽しむことができる世界です
5感の満足度の面積をイメージする
通常の音楽ライブだと5感の視点から
見たグラフはこのようになります
こうして見ると全く刺激されていない
「味覚」「嗅覚」「触覚」という部分が
3つあるのは勿体ないと思いませんか？
もちろん音楽ライブでもビジュアルを
突き詰めて、グラフの視覚部分を上げて
満足度の面積を広げるのも選択肢です
しかし、会場や演奏場所の条件によって
演出することが難しい場合もあります
そして、もしも「味覚」「嗅覚」の
満足度を上げられる企画だとしたら
この「満足度の面積」をどのくらい
広げることができるでしょうか？
味覚と嗅覚で大幅にアップする満足度
こんなにも面積が広がってしまうのです
さらに触覚まで刺激できてしまうような
良い内容であれば、お客さんにとって
かなり満足度の高い企画になるでしょう
上記のグラフは目には見えませんが
お客さんの体感値として存在しています
また、料理は見た目も楽しめるものです
旬の食材がコースメニューで提供されて
食卓が華やげば、会話も自然と弾みます
そういった点でも料理担当の関屋さんは
企画の重要な役割を担っているのです
旬の食材を調達できる独自ルートを持つ
料理人による、こだわりの自然の味わい
知人から全国各地の旬の素材を送って
もらって、それを使ったコース料理が
この日のお客さんたちに提供されました
それだけでも贅沢な気分を味わえます
プロの演奏まで楽しめる贅沢なイベント
それに加えて、現役ミュージカル女優で
人を楽しませることが何より大好きな
王子 菜摘子さんの素晴らしい歌と演奏
そして演出まで堪能できるわけですから
お酒と料理が最高に美味しくなります
CON TON TONというお店のキャパが
着席で15名程ですが、この内容なら
広さを倍にしても大丈夫だと思います
しかし、そこはマスターの天神さんとの
お付き合いの中で生まれた企画という
知る人ぞ知る、贅沢な音楽イベントです
人間の5感から企画を考える重要性
もし、今あなたが何かいい音楽企画の
アイデアが無いか悩んでいるとしたら
このように「人間の5感」の視点から
考えていくと、何かいいアイデアが
パッと生まれてくるかもしれませんよ
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚・・・
どの部分の満足度をアップさせるのか？
とても素敵な歌と演奏を提供してくれた
ミュージカル女優の王子 菜摘子さん
最高に美味しい料理を作ってくれた
関屋さん、そしてこの企画の場所を
提供してくれたマスターの天神さん
貴重な満足体験を有難うございました
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