先日、知り合いのLINEグループが
いきなり荒らしに壊滅させられました
人数は100人以上で大規模な破壊です
僕もそのグループにいたのですが
いつかはこうなるだろうと思ってました
なぜなら僕も過去【荒らし】により
グループの破壊を3回も受けたからです
最近はLINEグループの管理や運営
といった活動をあまりしていませんが
そういった経験をしながら約3年間で
70個以上のグループを運営してきた
ノウハウをここでまとめたいと思います
(この記事は2017年2月時点の内容です)
リスクを分散させて被害を最小限にする
まず、LINEグループのシステム上
そういった破壊者がいなくなることは
あり得ない、というのが前提です
これは万引きなどの犯罪者が決して
ゼロにならないのと同じことです
であるならば、必要なのはリスク分散
そういった事態が起きた時の被害を
いかに最小限に食い止めるかです
そういった点で1つのグループに
100人以上ものメンバーがいるのは
非常にリスキーな状態といえます
1発の破壊行為で100人を失うリスク
例えばグループを10個に分割すれば
ダメージの危険は1/10になります
投資の世界に≪卵を1つのカゴに盛るな≫
という言葉がありますが、同じことです
グループを複数作ることで立て直しも容易に
僕の場合、まず本体グループを14個と
トーク専用グループも同数つくりました
リスクを分散することも目的ですが
50人以上のグループになってしまうと
トークが少し盛り上がっただけでも
退会者が続出してしまうからです
これに加えて地域別のグループ
東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城
大阪、愛知、福岡、北海道・・・
更に楽器パート別のグループも
増やしてさらに細分化していきました
ここまでやれば「破壊者」がどこかの
グループを壊滅させても、他グループに
共通のメンバーが何人もいるので
立て直すこともそう大変ではありません
LINEグループ人数別の連帯感の差
LINEグループの人数に応じてメンバーの
連帯感に大きな差が出てくることも
少し意識しておいた方がいいでしょう
今までの経験による体感値となりますが
【5~9人…連帯感 (強)】
トークもほぼ全員が参加できる人数
グループトークをまともにするなら
実際のところ、この位がいいと思います
【10~20人…連帯感 (中)】
トークする人としない人が極端に
分かれ出すのがこの辺りの人数です
会話がかぶったり、会話になっていない
やりとりが段々と増えてきます
【21~49人…連帯感 (小~中)】
グループにリーダーシップを発揮する
メンバーがいれば、まだ何とか連帯感を
キープできるかギリギリの人数です
【50人~…連帯感 (小)】
この位の人数ですと、きっかけが無いと
誰もトークを投稿しなくなります
そして会話がはじまると通知が一気に
増えるので、退会者が続出します
グループに誰でも簡単に加入させない
ちなみに上記の人数は、見ず知らずの
人を集めてグループを作った場合です
メンバーの連帯感が希薄になればなる程
そういった「破壊者」が現れる可能性は
上がっていくと考えた方がいいでしょう
それを防ぐための予防策として
【グループ加入のハードルを上げる】
というのも有効な手段の1つとなります
加入の段階でプロフィール紹介や
注意事項のやりとりを増やすのです
怪しいと思った相手はじっくり会話に時間をかける
僕の場合は5段階に設定していました
・注意事項に同意するかどうか
・相手のプロフィール確認
・自分のプロフィール紹介
・グループトークの説明案内
・最後に質問などあるかどうか
ここまでやれば相手が「荒らし」か
会話の内容や雰囲気でほぼ分かります
怪しいようなら会話を引き延ばして
本当に入りたい人かどうか反応を見ます
それで大丈夫そうなら招待するのです
どのグループに所属しているか名前を編集
そして最後にグループに加入した
メンバーのLINEネームを編集します
名前の最後に入ったグループ名を
つけておけば、仮にグループを
【荒らし】に壊滅させられたとしても
誰がどこにいたかすぐに分かります
グループを立て直す時にはこれを
確認しながら相手に声をかけていけば
「ああ、覚えていてくれたんだな」
と思ってもらえて、また加入してくれる
人の割合も増えるので一石二鳥です
LINEグループの運営はこういった
危機管理の勉強になったので経験として
やっておいて良かったなと思っています
集団でトークできるのがまだ新鮮だった
2016年頃だったからできました(笑)
ピンチになった時の対応が次のステップに繋がる
LINE「荒らし」対策をまとめますと
■グループを複数作り、リスクの分散化
■グループ加入のハードルを上げる
■LINEネームを編集して目印をつける
上記の3点をやるだけでも壊滅の被害は
かなり抑えることができたと思います
あとは【何のために】そのグループを
運営していくかの気持ちが大事です
僕の場合は、LINEグループを通して
行動力ある音楽人たちとの繋がりを
増やす楽しさがあって続けられました
そこからTwitter、Facebook・・・
そして今、アナタがご覧になっている
このWebサイトまで広がってきました
LINEグループの運営をするにしても
改善と試行錯誤を積み重ねていくことで
次のステップが段々と見えてきます
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