音楽の演奏というのは
その人のメンタルが音に出るので
それをいかにいい状態にするか
というのはとても重要です
どんなに音程やリズムが合っていても
聴いている人には何となく伝わります
その人なりに自分のメンタルを
整える方法は持っていると思いますが
いつでもどこでも、すぐに自分の意思で
コントロールできて効果的なのは
「深い呼吸をする」ことです
もし、今のあなたのメンタルが
不安定だったり無気力であるなら
「浅い呼吸」の状態が
続いているからかもしれません
この場合の「浅い呼吸」というのは
すぐに息を吸ったり吐いたりして
肺全体に十分な空気が行き渡って
いない状態のことです
「深い呼吸」を習慣として身につける
呼吸法についての書籍は
色々と出ていますが
大体において共通しているのは
・鼻呼吸をする
・深い呼吸をゆっくりする
という点なので、これをやるだけでも
不思議なくらいに自分のメンタルが
整えられるようになります
試しに今、鼻から息を大きく吸って
口からゆっくりと出し切る
これを10~15分ほど意識して
やってみてください
終わった頃には、始めた時よりも
気持ちがリラックスしていると思います
この時のポイントは
どちらかというと息を吐く方に
意識をむけて呼吸するということです
なぜなら、息を吸い込むことは
日常で無意識のうちにしているので
意識すると必要以上に
そちらに集中してしまうからです
5~6秒かけてゆっくりと口から
息を吐き切って「1、2、3…」
と少し呼吸を止め
そして今度は鼻からゆっくりと
5~6秒かけて息を吸い込んでから
同じように呼吸を止める…
を繰り返すとより効果的になります
このような「深い呼吸」を習慣として
続けていくと、集中力も高まって
気力も充実してきます
しかしながら僕自身
その重要性は知っていたものの
最近、それを忘れていたなという
出来事がありました
呼吸の重要性を再認識した瞬間
先日、寝て起きた時に
とても無気力な状態の時がありました
もう、とにかく起きられない
気力が全く出てこないのです
知り合いのCDを聴いて
レビューを書く予定があったものの
それどころではありません
音楽を聴くのにも気力が必要なんだな
ということが分かりました
そしてふと考えました
「何でこんなに無気力なのだろうか?」
実はその時、風邪で若干
鼻がつまっていました
だから睡眠中にもしかしたら
浅い口呼吸をしていたかもしれません
そこで試しに、意識してさっきのような
「深い呼吸」を30分程続けてみました
すると少しづつ気力が戻ってきて
1時間もすると、さっきまでの
無気力が嘘のように感じるほど
気力の充実した気分のいい状態に
なることができたのです
呼吸の重要性を再認識した瞬間でした
呼吸の重要性はスポーツも音楽も同じ
電車やバスに乗っていると
よく若いコに見られるのですが
肩で息をするように
「浅い呼吸」をしている人がいます
そういった人は落ち着きがなく
常に何かをいじったり
足を揺らしたりしている場合が多いです
「浅い呼吸」が習慣になってしまうと
音楽の演奏でもこのように
集中力が落ちてしまいます
よくスポーツ選手が競技の前に
呼吸を整えているシーンがありますが
その重要性は音楽も同じです
呼吸法についての本や情報は
色々と出ていますので
自分に合ったものを見つけて
メンタルをうまくいい状態に
持っていけるやり方を身につければ
音楽の演奏にもきっと
いい影響が出てくるはずです
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