SNSを災いの元と捉える世代

新年明けましておめでとうございます

(↑年明けに書いた記事です)

大晦日は3年振りくらいに

大宮北高校の同級生たちと

忘年会をして年を越しました

放送部だったのですが

それらしいことはほとんどせず

部室をスタジオのように使って

バンド活動をはじめた仲間たちです

 

「モロヘイヤ」というバンド名で

文化祭に出たりコンテストに出たり

色々とやっていました

それからみんな卒業、進学、就職し

それぞれ家庭を持って頑張っています

 

ふと、感じたのは僕らのような

1980年前後生まれの

団塊の世代ジュニアは

最も失敗を恐れる世代なのかも

しれないなということです

 

飲みの席でシャレで動画撮影したところ…

もうあまり話題の中に

「未来」や「チャレンジ」についての

内容が出てこなくなりました

昔話にはもちろん花が咲きます

あとは今やっている仕事の

近況などについてです

 

1つ象徴的だった出来事として

お酒の席で盛り上がって

同席した2人の男性の

インタビュー動画をシャレで

スマホで撮影した時のことです

 

内容もイエー!とかワー!とか

騒いでいるだけのもので

インタビューにも何にもなって

いないようなものです

使い道も無いので動画自体

飲み会が終わったら削除する

つもりで撮っていました

 

まさかの仲間内からの大ブーイング

しばらくしてから

その2人がまたこちらの席に

やってきて、さっきの動画を

削除して欲しいと言われたので

目の前でスマホ操作を見せて

動画削除の確認をしてもらいました

 

ここまでのやりとりで

何か問題があったとはとても

思えなかったのですが

そこから席に戻ったところ

同級生からの大ブーイングが

待ち受けていたのです

「ありえない」「何をやっているんだ」

 

これが盗撮しただとか

YoutubeやSNSに勝手に

動画を投稿したなら分かりますが

当人たちとふざけ合って

撮影しただけで犯罪者扱いの

ような言われようです

 

SNSへの適応がバッサリ分かれる世代

確かにSNSの拡散がきっかけで

飲食店などが大打撃を

受けたりするニュースが流れたり

ちょっとしたことで

何がどうなるか分からない時代です

 

だから敏感になってしまうのかも

しれないですね

写真とか撮らないですし

Facebookにアップとかもしない

要するにSNSを災いの元と

とらえる世代とでもいいましょうか

 

生まれた時から

SNSが身近にあった10~20代

とは違って、今の30代~は

「後からSNSに適応する人」と

そうでない人にバッサリ分かれます

 

後者はやらないので

そこから生まれるトラブルの方

ばかりに目がいきます

やらないということは「分からない」

未知の部分が多いものに

人間は自然と恐怖を覚えるものです

 

リスクを取らないことのリスク

僕の同級生たちは圧倒的に

後者の方が多かったということです

家庭、仕事、世間体・・・

今持っているものを失うリスクは

できるだけとらない、だからやらない

 

言い方を変えると

そういった自分のSNSチャンネルを

資産としてこれからも育成しない

ということになります

僕にとってはこちらの方が

遥かにリスキーに思えて仕方ありません

 

株でも土地でも何でもいいのですが

年金制度もアテにならない今の日本で

「何か」資産となるものを

積み重ねていかなければ

一体、将来どうなってしまうのでしょう

 

2017年、親友たちと過ごした

かけがえの無い時間の中で感じた

ちょっとした心配事でした

この記事に写真はつけませんが

来年位にはせっかく出会った人生

彼等との写真でも載せられたら

いいなと思います

 

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