究極の検索エンジン対策って
結局のところGoogleの立場に立って
モノゴトを考えてみるというところに
落ち着くのではないかと思います
毎日、何十億人という人たちが
検索やクリックをしていて
その中で相手が求めている
有益な情報だけを検索の上位に
表示させたい・・・
Googleを内部の視点から書いた本
という彼等の気持ちを理解するのに
この本が非常に役立ちます
「グーグル ネット覇者の真実
追われる立場から追う立場へ」
Google創業から世界を席巻する
検索エンジンへと変貌を遂げる過程を
内部の視点から著者が書いています
超絶秘密主義のGoogleを
このように内側の視点から見れる
という点で非常に貴重な本です
著者のスティーブン・レヴィという方が
30年以上にわたって多数の
IT企業を取材してきた人で
Googleの社員達が日本の秋葉原で
買い物をしているのを見て
彼等がどのようにモノゴトを考えて
どのように世界を見ているのか
というのを内部の視点から本を
書いてみてはどうか、と思ったのが
きっかけだったようです
Googleに最も影響力のある2人
やはりGoogleにとって最も
影響力の高いのが、創業者である
ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンです
この2人の考え方やものの見方を
知ること自体が検索エンジン対策
といえるのではないでしょうか
「ユーザーは常に正しい」
というユーザビリティについての
考え方はペイジが影響を受けた本
「誰のためのデザイン?
認知科学者のデザイン言論」
からきています
「Googleの野心」
世界をより良くするためには
発明以外にも多くのことに
手を染める必要がある
とペイジが考えるようになったのは
エジソンに匹敵する才能を持ちながら
無名のまま世を去った
ニコラ・テスラの伝記からの影響です
そしてブリンはロシアで生まれ
4歳の時に家族に連れられて
米国に移住、19歳で
スタンフォードに入り
史上最年少で博士課程に進学
Googleの数学的思想は
彼のこの才能からスタートしています
設立当初の困難を乗り越える背景にある信念
そしてそこから
自分たちと同じような才能の
頭脳集団を集め
2人だけではできない
プロジェクトやソフトの開発を
次々と進めていきます
当然のことながら
資金面、技術面などで設立当初は
様々な困難があったようですが
それを乗り越えていく様子も
彼等が検索エンジンでどうありたい
という姿勢と信念を知るのに
とても有益な情報です
それでは最後にペイジの野心を
端的に表したこの表現より
「真の意味での失敗は
野心的な課題に挑戦しないことだ」
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