北海道よりFOOLRIMの
TAKAさんから新しいCDが届きました
桜模様の円盤が、この寒い冬を
少しだけ温かくしてくれます
17曲入りでまさにFOOLRIMの
ベスト盤ともいえる内容です
千葉県の木更津から
北海道へと転勤し
バンド活動をどうしていくのか
というのが気になっていましたが
こういったカタチでも
音楽を続けていくことはできます
Youtubeにアップしてリンクを配信
という方が今風ですが
そこはやはり木更津出身の
昔気質の男、CDを作成して
郵送するという方法をとりました
どちらの方が聴いてもらえるか?
さて、ここでどちらがいいとは
一概には言えませんが
Youtubeなどでのデジタル配信と
TAKAさんがとったような
アナログ的な手法を比べてみると
どちらの方が音源を聴いてもらえる
可能性が高いでしょうか?
考えるまでもなく後者ですよね
なぜなら、TAKAさんが
わざわざCDに焼いて
封筒を用意して、住所を書いて
郵便局まで届けるところが
目に浮かんでくるからです
これがYoutubeだった場合は
「新曲できましたー!
こちらがリンクです聴いて下さい!」
とメッセージを配信すれば
いいだけなので便利です
しかし、先程のような光景が
目に浮かんでくることはありません
せいぜい、スマホを操作している
シーンを想像する位です
相手の感情移入のスイッチを入れる
音源を聴く前から
感情移入のスイッチが入ると
CDを聴くのも真剣になります
これがリンクをクリックで
いつでもどこでも聴けるとなると
なかなかそれが入りません
だからといって、デジタルがダメ
というわけではないのも明確です
これだけ便利なものを
使わない手はありません
無料で多くの人にリーチできる
現代技術の進歩は活用すべきです
ただ、最近思うのはデジタルに
偏り過ぎているような気がします
人間はラクな方に流れやすいので
ライブ情報のお知らせが
明らかな「一斉配信」だったりすると
返信する気にもなりません
(まあ、付き合いの長い人には
たまに返信したりしますが)
デジタルとアナログを使い分ける
便利なデジタル技術は活用しつつ
アナログの良さをもう一度
見直してみたら、自分の音楽を
もっと真剣に聴いてもらえる機会も
増えるのではないでしょうか
相手がそれを聴く前に
音源やアーティストへの
感情移入のスイッチを入れる
これがポイントです
アナログはそれがやりやすいですが
大量配信には向きません
デジタルはそれがやりにくいですが
大量配信は得意です
ここを理解して音楽活動していけば
もっと熱心なリスナーも
増えていくのではないでしょうか
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